台湾阿里山鄒築園ゲイシャ
写真の場所は台湾にある阿里山のコーヒー農園になります
阿里山では、非常に品質の高いウーロン茶が栽培されています
そんな阿里山の茶畑を鄒築園がコーヒー農園にシフトし、スマトラティピカやゲイシャの栽培を始めました
例えば、パナマで栽培されるコーヒーは癖が少なくクリーンな味わいに育つ傾向がありますが、鄒築園で育つコーヒーはお茶のニュアンスを伴うコーヒーになります
これは、それまでその土壌で育てられていたお茶の要素が土壌に溶け込んでいる事が伺えます
また、近年ではジャマイカにおいても、ゲイシャが栽培されるようになって来ましたが、これもまたパナマのゲイシャとはまるで異なるブルーマウンテン特融の土壌感を感じるゲイシャに仕上がっています
ブルーマウンテン・コフィアディベルサ農園
このように、コーヒーの味わいはそれぞれの土壌に大きく影響を受けています
近年、品種の違いや精製方法の違いだけでなく、極めて良質な土壌感、またそれぞれの品質や個性の違いを楽しむ事ができるコーヒーが生み出されてきています