コーヒーの味わいは産地によって異なりますが、何故どのような違いがあるかを解説していきます
コーヒーの産地によって、コーヒーの味や質は様変わりします
似たような特徴を持つのがワインの世界です
例えば、南フランス産のワインは酸味が穏やかで、白ワインであればパイナップルや桃のようなニュアンス、赤ワインであればイチゴやブルーベリーのようなニュアンスの香りがしますが、北の方の産地になると、白ワインであればレモンやライムのような香りがし、赤ワインであればブラックベリーやラズベリーのような酸味の強い香りがしてきます
コーヒーの世界でもこれと同じような現象が起きます
例えば、ブラジルのコーヒーはナッティな印象を受け、ケニアのコーヒーはレモンやマンゴーのような印象を受けますが、それらは栽培される地域の標高の高さの違いによって、酸味の強弱が変化することで味わいの印象も変わってきます
当店で取り扱っているそれぞれのコーヒーの違いをマップにてご紹介致します
標高の高いエリアで栽培されるクリンチマウンテンやケニアは酸味が強くフルーティな印象を持ちます
ただ、それぞれのコーヒー豆の品種の違いにより、フルーツのニュアンスは変わってきます
また、左右のベクトルはコーヒーが持つポテンシャルの違いを示しており、ブルーマウンテンNo.1は標高が高くない為酸味は強くありませんが、非常に深いコクを感じさせるコーヒーとなります
これは、寒暖の差の影響や良質な土壌の影響から、コーヒーチェリーができるまでにゆっくりと時間をかけて密度の高いコーヒー豆が生成される為、他のコーヒー豆とは比べようのない程の強さを持っています
つまり、縦のベクトルはそれぞれのコーヒーの個性が示されており、横のベクトルはそれぞれのコーヒーの質を表しています